このプログラムが始まって4日目の現地学習は、
清州の古印刷博物館の見学からスタート!
まずは博物館の前で写真撮影
まだみんな硬い表情のような気もしますが・・・
徐々に韓国の生活にも慣れていくでしょう!
ところでみなさん、「直指(직지)」というものをご存じでしょうか?
私はここに来て初めて聞いたのですが、
"高麗時代の禅僧、白雲和尚景閑により著された仏教書籍"だそうです
「直指」は現存する最古の金属活字で印刷した本で、
下巻のみが現存しており、それはユネスコ世界記録遺産なのです!
今はフランスの国立図書館に保管されています
そしてここ、清州は「直指」を刊行した興徳寺(フンドッサ)が所在していた都市として
印刷技術の発展と深い関わりがあります。
博物館の中で、まずガイドさんの説明を受けました
(日本語がとっても達者でした)
その後、直指や金属活字の技術に関するビデオを見て、
博物館内を見学しました(^^)♪
博物館の中には、古書や印刷するための道具など、
さまざまなものが展示されていました!
一番みんなが盛り上がったのは、とってもリアルな模型!
金属活字による印刷方法の過程を再現しています。
この赤いボタンを押すと、説明のナレーションと共に、
模型が動くんです!!!
とってもリアルですよね!
それにしても、本当に気の遠くなるような過程をふんで
金属活字というものが作られています。
今は何でもある時代ですが、昔の人々は、今ほど物がない中で
新しい素晴らしいものを創り出していて、ほんとうにすごいと思います。
上の写真は赤い文字で訂正されています。
これを3回も繰り返して行ったそうです!
ひらがなやハングルの金属活字もありました!
金属活字の発明があったからこそ、
今私たちは普通に"印刷"という言葉を使っていて、
世の中の書物のほとんどが"印刷"されたものなんですね。
博物館のそばには、直指を制作していた「興徳寺址」があります!
静かで落ち着いていて風情がありました。
みなさん、博物館はどうでしたか(^^)?
次は待ちに待ったお昼ご飯、カンジャンケジャンを食べに出発で~す!!!